グリフォンニベルネ
グリフォンニベルネについて 起源は定かにはなってはいませんが、十字軍と共にヨーロッパにきたケルティックハウンドという犬と、フランスの狩猟犬をかけあわせて作られた犬が原型と考えられています。 ルイ11世の頃までは王家の狩猟犬として愛されましたが、フランシス1世の時代になると、毛は白い方がよいという理由で廃れていきます。...
View Articleシラーハウンド
シラーハウンドについて 正式にはシラー・シュトーヴァレという名前であり、その別名としてシラーハウンドと呼ばれます。 この犬の祖先はパール・シラーという農夫が飼っていたタンブリーニとララという2頭の猟犬だったと言われています。 これらの犬は、小柄で小さな白い模様が入っており、それが特徴でした。...
View Articleスルーギ
スルーギについて 約3000年から2000年前にはすでに存在していた犬であり、起源は定かではないですがモロッコなどの北アフリカで古くからのサイトハンドとして活躍してきた犬が祖先だと思われます。 狩猟犬として兎やガゼルなどを仕留めるときに使われており、またイスラム教では犬は不浄のものであるとされていますが、スルーギは例外的に家族のように飼われてきました。...
View Articleノールボッテンスペッツ
ノールボッテンスペッツについて 起源は定かになってはいませんが、スカンジナビア半島で先住民と共に過酷な環境で生きていた、スピッツタイプの犬が元であると考えられています。 毛はフサフサであり、長い間高品質の毛皮として使われてきた歴史があり、昔は大変需要があり人気のある犬でした。 しかし第二次世界大戦の後には、毛皮に対する需要が少なくなると同時に、この犬に対する興味も人々の間から無くなっていきました。...
View Articleビズラ
ビズラについて 起源は定かになってはいませんが、1,000年以上前にアジアのマジャール民族が、今で言うハンガリーあたりに移住したときに生まれた犬ではないかと考えられています。 そして古いタイプのトランシルヴァニアンハウンドとトルコのーキッシュイエロードッグが混ざって出来た犬という説が有力です。...
View Articleブリアード
ブリアードについて フランス原産の牧羊犬であり、他にもピカルディなどの牧羊犬がフランスにはいます。 その中でもブリアードは一番古い犬であり、8世紀頃にはこの犬によく似た犬が絵画の中に書かれており、14世紀頃には存在していた証拠が発見されます。 パリ近くの農村のブリー地方で生まれた犬と考えられており、当時はシアン・ベルジュ・デ・ブリーという名前であり、これはブリー地方の牧羊犬という意味があります。...
View Articleペキニーズ
ベキニーズについて 中国のラマ教と深い関わりのある犬であり、東洋で描かれている狛犬は獅子に似た外見をしています。 そのような外見の特徴を強調するようにベキニーズは交配されたために、獅子犬という名前で知られるようになります。 唐の時代にはベキニーズの繁殖が王宮で大々的に行われ、多くの王族の一員となります。 そして中国では宮廷内のみで飼育され、門外不出の犬となっていました。...
View Articleボルゾイ
ボルゾイについて ボルゾイは別名ロシアン・ウルフハウンドと言う名前であり、その名前が示すとおりロシアの犬です。 何百年もロシアの貴族階級の人々に交配されて飼育されてきた犬であり、13世紀頃からは野ウサギ狩り、15世紀頃にはオオカミ狩りが盛んになり、ボルゾイはベア・ハウンドを掛け合わせて大型化したりと、その時々によって改良が行われてきました。...
View Article秋田犬
秋田犬の特徴 秋田犬はよく「あきたけん」と呼ばれますが、正式には「あきたいぬ」というのが正解です。 秋田犬の特徴は大型の体を持ち、三角の立ち耳と丸まった尻尾を持つというものです。 純粋なものだとこの尻尾の巻きが強くなり、雑種になると垂れ下がることが多くなる傾向にあります。 毛の色はいろいろタイプがありますが、一般的なイメージとして強いのは茶色でしょう。 中には黒が混じるものもあります。...
View Article甲斐犬
虎毛が大きな特徴の甲斐犬 日本固有の犬種の一つに甲斐犬がいます。 秋田犬や柴犬のようには有名でなく、ペットとして飼っている人もそれほど多くはありませんが、日本で生まれた犬としてとてもユニークな特徴があります。 その大きな特徴の一つが、甲斐犬のほとんどが虎毛であるということです。 細かく分けると、通常の虎に加えて、赤虎毛、黒虎毛がいて、どのタイプも犬の力強さを感じさせる毛色となっています。...
View Article紀州犬
日本固有の犬種として天然記念物指定の紀州犬 紀州犬は、秋田犬、甲斐犬と並んで日本固有の犬種として有名で、天然記念物に指定されています。 日本固有の種類の共通する特徴である、飼い主に忠実で従順、一方で見知らぬ人や他の犬には警戒感が強いという性格を紀州犬も持っています。 また、無駄吠えもしないので、番犬として飼うのに適していて、家庭のペットとして飼いやすい犬であると言えるでしょう。...
View Article四国犬
四国犬の成り立ちは猟犬とした育てられたことから 四国犬は、日本固有の犬種で天然記念物とされています。 四国のいろいろな地方の山犬を猟師が見つけて育て、猟犬として訓練したのがルーツとされています。 いろいろな地方で育てられていましたので、もともとはいくつもの四国犬のタイプがありましたが、現在では一つにまとめられています。...
View Article柴犬
日本でも海外でもとても人気の高い柴犬 日本固有の犬はたくさんありますが、中でも人気が高く知名度に優れているのはこの柴犬でしょう。 日本では多くの家庭で、室内犬としても外犬としても飼われていて、日本の犬と言ったら柴犬と答える人がほとんどというくらい知名度の高い犬種です。 また、海外でも人気が高く、欧米のペット専用番組で柴犬の特集が組まれるほどです。...
View Article北海道犬
北海道犬はもともと本州の犬? 北海道犬は、名前からも分かるように北海道をメインとして生まれた犬です。 しかし、その大元のルーツを見てみると、北海道犬も本州で誕生したと見られています。 本州で他の日本犬と同じように生まれましたが、人々の移動に伴って北海道に連れていかれ、そこで独自の成長を遂げてきたのです。...
View Article狆
皇族や将軍が愛した犬 狆 狆は、日本の犬で「ちん」と言います。 日本犬と聞くと秋田犬や柴犬のような短毛で三角耳の犬をイメージする人が多くいますが、狆も立派な日本の犬です。 その歴史は大変古く、仏教伝来の時代に同時に朝鮮半島もしくは中国から入ってきたとされています。 秋田犬などの日本犬の多くが猟犬として野で育てられてきたのとは対照的に、狆は貴族の犬として大変大事に育てられてきました。...
View Article日本犬スピッツ
比較的新しい日本犬スピッツの歴史 日本犬スピッツは、ドイツやイタリアなどのヨーロッパから入ってきた洋犬がベースになって生まれた日本犬です。 1920年代に輸入された犬が基になって、日本独自の種類として成長してきました。 そのため、他の日本犬に比べると歴史が浅い犬種だと言えるでしょう。...
View Article特徴的な毛の色を持つ日本テリア
特徴的な毛の配色を持つ日本テリア 日本テリアは、日本で独自の成長を遂げたテリアですが、その大きな特徴の一つはユニークな毛の配色でしょう。 体全体は白い色をしていますが、首から頭部にかけては濃いブラックで、とても目立ちます。 このコントラストがとてもユニークで、日本テリアの愛好家から愛されている理由となっています。...
View Article土佐闘犬
本来はとても穏やかで人になつく土佐闘犬 土佐闘犬というと、とても凶暴で人を襲うというイメージを持っている人も少なくありません。 実際に、ニュースなどでも子どもを土佐闘犬が襲ったなどという報道が出ることもありますので、怖いイメージを持っている人が多いのは事実です。 しかし、実際には土佐闘犬は本来穏やかでとても人になつきやすい犬なのです。...
View Article特徴的な顔を持つブルドッグ
特徴的な頭部と顔を持つブルドッグ ブルドックの大きな特徴はなんといっても、その目立つ頭の形とユーモラスな顔つきでしょう。 体に比べると大きな頭部を持っていて、少し垂れた目をしています。 そして、頑丈そうなあごをしていて、アンダーバイト、つまり下あごが引っ込んだ形になっています。 毛は茶色や黒、白などいろいろな色がありますが、短く剛毛という個体が多く見られます。...
View Article上品な佇まいのコリーは室内飼いがおすすめ
女王にも愛されたコリー コリーが与える印象は、上品で凛としているものでしょう。 このイメージは世界共通で、その気品からヨーロッパでは貴族が好んで飼っていたという歴史があります。 イギリスのヴィクトリア女王が自ら飼って品評会に出したことがあるほど、その品の良さや見た目の美しさには定評があります。 コリーの特徴は鼻が伸びた面長な顔と、美しい毛並みでしょう。...
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